2011年09月14日(水)

こんにちわSinです

父親の話つづき2。

処置も終わって落ち着いたところで今度は僕がTEKを作る番です。
院内ラボっていうんですけど、そういう場所のあるところで、場所をお借りして作りました。
先生からあらかじめ「処置前」「処置中」の模型と、下の歯の模型をもらってたんで
どういうプランで作るか相談して・・・で作業開始。

TEK、テンポラリークラウン、暫間歯とも言うんですけど、
最終的に口腔内に装着する歯が完成するまでの間に装着しておく仮の歯ですね。

普段はシリコンで作る部位の型を取って、それにレジンを流し込んで作るんですけど
今回は前歯も一部含まれるんで入れ歯につかう人工歯を貝状に加工して貼り付ける方法をとりました。

まあ、家族の歯を、TEKですけど作るのは初めてなんで複雑な心境だったんですけど
先生の指導も受けて完成・・・のはずが。

この手のTEKはいつもならコーティング剤を塗って、光で固めておしまいなんですけど、
実はその肝心の重合機が故障して使えないと。
で、手研磨したらしたで真っ黒になってさあ大変w
洗浄しても落ちないからもう一度削って再調整の繰り返し;;

何とか完成して装着したらもう6時間過ぎてて・・・。
勉強にはなったけど、どっちかというと抜歯処置のインパクトが強すぎましたね。
いろんな意味でいい経験をした一日でした。

歯科技工の匠

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